映画『旅と日々』ロカルノ国際映画祭正式出品が決定!!
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『夜明けのすべて』『ケイコ 目を澄ませて』
監督:三宅唱 × 主演:シム・ウンギョン
映画『旅と日々』
三宅監督、『Playback』以来13年振り
ロカルノにカムバック!
映画祭選考委員会絶賛!
「日本映画の最高峰」
ロカルノ国際映画祭正式出品が決定!!
三宅唱監督、シム・ウンギョンから
コメントも到着!
併せて追加場面写真5点解禁‼

『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『夜明けのすべて』(24)など、作品を発表するごとに、毎日映画コンクール、キネマ旬報など国内の賞を席巻し、ベルリン国際映画祭に3作が出品されるなど、現代日本映画界を牽引する存在として世界的に注目を集める三宅唱監督。
その最新作『旅と日々』は、つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、シム・ウンギョンを主演、共演に堤真一、河合優実、髙田万作を迎え、本年11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国公開いたします。
『旅と日々』は、脚本家の李(シム・ウンギョン)が旅先でのべん造(堤真一)との出会いをきっかけに、人生と向き合っていく過程を李本人が綴っていく物語。ひっそりと身を寄せ合う登場人物たちが、やさしさと愛おしさあふれるまなざしで描かれます。
第78回ロカルノ国際映画祭
インターナショナル・コンペティション部門に
正式出品決定!
この度、本作が8月6日(現地時間)からスイス・ロカルノで開催される第78回ロカルノ国際映画祭
インターナショナル・コンペティション部門に正式出品されることが決定いたしました‼
1946年に始まり、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと並ぶ世界四大映画祭の一つであるロカルノ映画祭。
最高賞となる金豹賞を受賞した日本映画には、衣笠貞之助監督の『地獄門』(53)、市川崑監督の『野火』(59)など日本映画界の巨匠による傑作が並びます。近年では、青山真治監督『共喰い』(13)や濱口竜介監督『ハッピーアワー』(15)など世界を舞台に活躍する監督陣の作品がラインナップするなか、三宅監督作品は『Playback』(12)以来、13年振り2本目の出品という快挙となりました。
本作の公式上映には、三宅監督と主演のシム・ウンギョンが参加する予定です。
<三宅唱監督 コメント全文>
ロカルノは私が初めて参加した国際映画祭でした。映画そのものへの親密な敬意が息づくあの空気を思い出すと、今も背筋が伸びます。10年以上を経て、『旅と日々』とともに再訪できる縁を、嬉しく、意味深く受けとめています。俳優やスタッフが季節をまたいで積み重ねてきた確かな仕事を、何より誇りに思います。
<シム・ウンギョン コメント全文>
三宅唱監督の素晴らしい世界観に参加できたことをとても光栄に思っています。
そして、ロカルノ国際映画祭という素敵な舞台で、皆さまに本作をお届けできることに、今から胸が高鳴っています。
『旅と日々』の初めての旅路、どうぞご一緒にお楽しみいただければ幸いです。
<ロカルノ映画祭選考委員会 コメント全文>
『旅と日々』は、まさに日本映画の最高峰を体現していると思います。哲学的でありながら気取らず、瞑想的でありながら地に足がついている。人生の意味や、私たちが(なぜか)選ぶ道、そして出会いがどのように私たちの存在の一部になっていくのかを静かに見つめている。この映画は、非常に繊細に、本質的な何か、人間の深い部分に触れています。
さらにこの度解禁となる5点の場面写真には、李(シム・ウンギョン)が雪景色のなかに佇む様子や、
魚沼(佐野史郎)から旅を示唆するかのようにカメラを手渡される姿、そこにリンクするかのように夏の海でカメラを向けられる夏男(髙田万作)、自然に囲まれ息をのみながら空を見上げる渚(河合優実)の姿から、どこか浮世離れしたような雰囲気と、そこに息づく何気ない人々の営みが映しとられています。





ストーリー
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない夏男がひとりでたたずんでいると、影のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日、ふたりはまた浜辺で会う。台風が近づき大雨が降りしきる中、ふたりは海で泳ぐのだった……。 つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を大学の授業の一環で上映していた。上映後、学生との質疑応答で映画の感想を問われ、「私には才能がないな、と思いました」と答える李。冬になり、李はひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。 雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。やる気の感じられない宿主、べん造。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった……。
作品概要
監督・脚本:三宅唱
出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実 髙田万作
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
音楽:Hi‘Spec
製作:映画『旅と日々』製作委員会
製作幹事:ビターズ・エンド、カルチュア・エンタテインメント
企画・プロデュース:セディックインターナショナル
制作プロダクション:ザフール
©2025『旅と日々』製作委員会
配給・宣伝:ビターズ・エンド
◎公式サイト:https://www.bitters.co.jp/tabitohibi/
◎公式 SNS X:@tabitohibi
◎公式SNS Instagram: @tabotohibi_mv
◎ハッシュタグ:#映画旅と日々
11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー
© 2025『旅と日々』製作委員会