映画『旅と日々』本予告&本ビジュアル解禁!
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(『夜明けのすべて』『ケイコ 目を澄ませて』)
監督:三宅唱
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主演:シム・ウンギョン
映画『旅と日々』
特別じゃない旅が、ちょっとだけ毎日を変える。
旅情感溢れるカットが幸福な予感を呼び起こす――
本予告&本ビジュアル解禁!!
行き詰まった脚本家が、
旅先での出会いをきっかけに
ほんの少し歩みを進める――
果てしない雪景色、
青い空と海、
緑の木々の美しさを背景に描かれる、
人と人の出会いと絆。
このたび解禁となった本予告では、佐野史郎演じる魚沼教授が「いまはなにか新しいものを書いているんですか?」と脚本家・李(シム・ウンギョン)に尋ねるシーンから始まります。「はい、でもあんまりうまくいっていません……」と自信なく答える李。「気晴らしに旅行にでも行くといいですよ」という教授の言葉に導かれるように、李はひとり北国を訪れます。たどり着いたのは、ものぐさな主人・べん造(堤真一)が営む、雪深い山奥の古びた宿。脚本を書いている李にべん造は「幸せな気分さ、なる話はどうだや?」と問います。ある夜、べん造が「よし、今から行ぐか」と李を夜の雪の原へと連れ出します――。並行して描かれるのは、李の脚本世界。「シーン1、夏、海辺」。強い日差しが照りつける人気のない海辺で、夏男(髙田万作)はどこか陰のある女・渚(河合優実)と出会います。「こんなところがあるなんて知らなかった。生き返ったって感じ」とつぶやく渚のセリフに呼応するように、雪のなかで目を閉じ、周囲の音に耳を澄ます李の姿が映し出されます。「いやあ、でもなかなかおもしろかったです。久しぶりに、楽しいと思いました」とほろ酔いの様子で話す李に、べん造は「おめぇはべらべらとよくしゃべるのう」と返します。素朴な言葉のやりとりが醸し出す、親しみとユーモア。『きみの鳥はうたえる』『夜明けのすべて』に続きタッグを組んだHi’Specが手がけた音楽が、物語にどこか懐かしくも新しい感覚を与えています。「特別じゃない旅が、ちょっとだけ毎日を変える。」というコピーが表すように、旅先での見知らぬ誰かとの出会いが、ほんの少し、それでも確かに人生に変化をもたらすかもしれないという、幸福な予感に満ちた予告編となっています。

あわせて解禁となった本ビジュアルでは、雪景色のなかでカメラを構える李と、桶と網を携えたべん造、そして海辺を歩く渚の姿をレイアウト。そこに李の旅と創作の日々を切り取った写真がアルバムのように並んだものとなっています。
深い感情を呼び起こす。 ――Asian Movie Pulse
日本映画の最高峰。 ――ロカルノ国際映画祭選考委員会
静謐な傑作。 ――Público
『旅と日々』作品情報
行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけにほんの少し歩みを進める――
世界の映画祭が注目する三宅唱監督が贈る、今秋最注目の珠玉のロードムービー
【ストーリー】
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない夏男がひとりでたたずんでいると、影のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日、ふたりはまた浜辺で会う。台風が近づき大雨が降りしきる中、ふたりは海で泳ぐのだった……。 つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を大学の授業の一環で上映していた。上映後、学生との質疑応答で映画の感想を問われ、「私には才能がないな、と思いました」と答える李。冬になり、李はひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。 雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。やる気の感じられない宿主、べん造。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった……。
【作品概要】
監督・脚本:三宅唱
出演:
シム・ウンギョン
河合優実 髙田万作
斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永/佐野史郎
堤真一
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
音楽:Hi‘Spec
製作:映画『旅と日々』製作委員会
製作幹事:ビターズ・エンド、カルチュア・エンタテインメント
企画・プロデュース:セディックインターナショナル
制作プロダクション:ザフール
©2025『旅と日々』製作委員会
配給・宣伝:ビターズ・エンド
◎公式 SNS X:@tabitohibi
◎公式SNS Instagram: @tabotohibi_mv
◎ハッシュタグ:#映画旅と日々
11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ
テアトル新宿ほか全国ロードショー
© 2025『旅と日々』製作委員会