あなたは16年後の自分を想像できますか?
未来を考えると、暗い将来ばかりを思い描いてしまいがちです。
不安というものは、日々の忙しさに紛れてしまっていても、いったん考え始めると次から次へと出てきて、思考が不安に支配されてしまいます。
私はそうならないために、未来をなるべく楽観的に考えることを心掛けています。ですので、本書では、明るい未来と暗い未来の両方をきちんと想像しています。
さて、2040年のあなたは、明るい未来を迎えているでしょうか?あなたの未来が暗くならないために、今からどう行動していけばいいのか?
本書をそのきっかけにしてもらいたいと思います。
ーー池上彰